2017年01月27日

私帰りたくない…❤

こんばんは!
2日間の体験授業も終わり、6人の中学生も明日からまたいつもの生活に戻ります

そんな彼女たちが最後につぶやいた言葉が…

え〜〜私かえりたくな〜い
上目遣い.jpg

おいおい、オヂサンを困らせるんじゃないよ…(笑)
ってアホなツッコミをしたもんですが、こうした言葉をもらうと、やりがいを感じますね

毎年、この「体験授業」の中で、僕が生徒さんたちにお伝えしていることというのは、

今、学校で学んでいる事を将来やってみたい仕事のどこに繋がるかを想像してもらう

ということです
というのも、美容学校の生徒さんを引き受けるのとは違い、中学生なので、必ずしも美容師になりたい生徒さんが来るとは限りません

また、生徒さんが将来就きたい仕事の職場体験先があるとも限りません

なので、僕は、どんな生徒さんが体験に来てもいいように、

今と、将来がイメージできること

を考えてカリキュラムを作成しています
そこで、ちょっとイジワルな質問を彼女たちに投げかけてみました…(笑)

今、学校で習っている科目で、美容室に関わりがある科目を全て書き出して、その理由も書いてください

こんな問題です(笑)
もちろん、ヒントとなることは、それまでの話の中で、散りばめています

すると、驚くことに、全ての科目をつなげてきました
僕は、せいぜい5科目+美術くらいだと予想していたので、その上をいく回答が来たことに驚きました

彼女たちの考えはこうです

国語…接客とかでの会話に必要になる
社会…地理を知っていれば、お客さんにいろんなことを紹介できるし、歴史を知れば何かヒントがあるかもしれない
数学…売上とかのデータ管理
理科…薬品を使うから
英語…今は、外国人のお客さんも来るかもしれない
美術…センスを磨く

とここまでは、おおよそ僕も想定内…(笑)

音楽…BGMとか、お客さんや、お店に合わせて選曲できるようにしておかないといけない
家庭科…キレイになる食べ物を知っていたら、お客さんに教えてあげられる
技術…ドライヤーが壊れたりしたら修理しないと…

おぉ〜!すごい想像力!そして、それまでの話をよく聞いている!
そして、今回の1番の名回答は…(笑)

体育!

え!?一日立って仕事するから?と聞いたら…

いやいや、お客さんが忘れ物をしたりしたら、走って追いかけんといかんやないですか!
その時に、障害物があるかもしれないから、ハードルもできるようにしとかんと!


なるほど〜!(笑)
と、彼女たちがなりたい仕事ではなくとも、こんなに関連づけて考えられる想像力は大切にしていってもらいたいと感じました

僕がそうだったからというわけでもないのですが、「学生」の時って、今自分たちが学んでいる事って役にたつのかということをふと思う事があると思うんです
そんな時って、勉強をしたくない時とか、勉強に行き詰った時だと思います
そして、そういう時ほど、目標がブレていたり、ぼやけている時なんじゃないかと思います

そんな時に、彼女たちがこれを思い出して、自分がやりたいことのどんなところにどんな「科目」が繋がっているんだろう・・・そう言う事を想像して乗り越えてくれたらと思うのです

美容師でも、全科目つなげられたんだから、どんな仕事でも「全科目」つなげられるよね
どんな仕事も、「文系」や、「理系」で分けることなんてできないよね

だから、悩んだ時は、想像力と、繋げる力で、乗り越えていってほしいなぁと僕は思うんです
そんな想いで、僕はいつでも、どんな子でも、何回でも、このイベントで子供たちのお手伝いをしています
posted by コウちゃん at 20:09| 福岡 ☁| Comment(0) | 美楽ぜーしょん 妃粋~ひすい~(美容室)のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

お宅のお子さんは預かった!?

こんばんは!
今日から、2日間地元の中学生が職場体験に来てくれています

毎年恒例のことなのですが、独立前から僕なりに引っかかっていたことが…

授業で来てくれているのに、肝心の中学生はただ立ちっぱなし…

地元の中学校をこうして引き受けている美容室ってけっこう多いんですが、その多くの実情ってこんなもんなんです…

こんなんで、何が学べる?
授業で来ているのに、ただ立たせて、床掃きさせるだけ?

と、常々疑問に思っていました
とはいえ、営業しながらなので、付きっ切りというわけにもいきません

それなら、いっそのこと、受け入れている時間はこの子達のためだけに使っちゃおう!
どや顔.jpg

と思い、毎年、この2日間は、夕方からしか予約を受け付けておりません
そして、どんなことをしているのかというと、美容学校のオープンキャンパスのようなことをしています

美容とは?
美容師とは?
どんな勉強をしている?

などなど…
シャンプーや、カットも体験してもらっています

初日の今日は、姿勢と、ウォーキングを交えた接遇マナーに、パーソナルカラー診断で楽しんでもらいました
実は、こうした事は、年中引き受けています

実は、この「職場体験」は、無料で、いつでもお引き受けしております
学校からの依頼で受け入れるパターンと、プライベートで利用して頂くパターンで、内容はことなりますが、小学生から高校生まで幅広く利用して頂いております

将来のことを考えなさい

そう教育していても、本人たちはやっぱりピンとこないと思うんです
現場を「見る」ことはあっても、「体験」する機会がないことには、働くってことがどんなことか、今、自分たちが勉強していることってどんな役にたっているのか分からないと思うんです

そうした子供たちの可能性を広げてもらうために、こうした事をしています
もちろん、美容に興味が無くてもかまいません
実際、今回の中学生は6人いますが、6人とも、美容師とは違う職につきたいようでした

明日は、冬なのに、洋服びしょ濡れになるかもしれません(笑)
シャンプーレッスンで(笑)
posted by コウちゃん at 18:58| 福岡 ☀| Comment(0) | 美楽ぜーしょん 妃粋~ひすい~(美容室)のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

支えたい分だけ形にする「ドネーション(寄付金)制」

こんにちは!
これまで、JHDACのヘアドネーションについてお伝えしてきましたが、今回は、そのドネーションについて、オリジナルで取り組ませていただいていることがあるのでご紹介したいと思います

その前に、ヘアドネーションって言葉について少しご説明しておきます

「ヘアドネーション」とあるように、ヘア=髪の毛、ドネーション=寄付という2つの言葉の組み合わせです

あくまでも、チャリティが目的ですので、僕は、ヘアドネーションに関しては、料金を決めていません
というよりも、この活動に限っては、営利目的ではないので、ヘアドネーションを目的にご来店いただいた方のお気持ちを頂く事にしております

そして、頂いた寄付金は全て、JHDACに送金しております

この料金システムのことを、「ドネーション=寄付」というのですが、昨日お伝えしたように、これは、髪を寄付していただく方だけではなく、どんな方でもご協力いただける方法です

実は、昨年までは、ヘアドネーションの方には、半額でさせて頂いていたのですが、チャリティという本質を考えた時に、僕が頂く料金を決めるのもおかしな話だと思いました

それならば、いっそのこと、ヘアドネーションは、料金制にするのではなく、ドネーション制にした方がよっぽどチャリティの本質らしいのではないかと思い、今年から改変したというわけです

この形式であれば、31p以上カットする人だけではなく、どんな方でも、JHDACの活動に参加しやすくなるのではないかと、僕は考えています

しかし、そうなると、恐らく多くの方が次のような事を考えると思います

自分で、料金を決めるって言っても、いったいいくら支払えばいいのかしら?
寄付金って相場はどのくらい?


といったようなことです。これは、日本人ならではの感覚だと思います
ですが、あくまでも寄付ですので、相場なんてありません
あなたが、協力したいという気持ちの分だけでいいのです


髪を提供していただける方でしたら、髪をカットするだけですので、材料費はかかりません
なので、極端に言ってしまえば、ヘアドナーとなる方に限っては、タダでも大丈夫だということです

ヘアドナーにはなれないけれど、何か協力したいと思う方は、普通にカットや、カラーをした時に支払う料金を、あなたが協力できるぶんだけお支払いいただければそれでかまいません

ですので、そうした方は、1円でも大丈夫だということです
もちろん、協力したい気持ちを寄付していただくわけですので、上限もございません

実は、こうしたお店は、海外にもあります
http://maeharakazuhiro.com/lentil_as_anything/

このお店は、レストランで、コンセプトも違いますが、僕がこのような形にしようと思ったきっかけとなるお店でもあります

このような形式でしているお店というのは、いくら美容室が多いとはいえ、そんなにあるものではないと思います
なので、ピンとこないかもしれませんが、今、ヘアドネーションに対する関心は高まりつつあります

だからこそ、こうした、「人の善意」というものに対しては、値段をつけるべきではないと僕は思うのです
だれでも、いつでも、できることを、できるぶんだけというのが、チャリティの鉄則だと思います

こうした事に共感していただける方が今後も増えていく事を心から願っています
posted by コウちゃん at 16:10| 福岡 ☁| Comment(0) | 美楽ぜーしょん 妃粋~ひすい~(美容室)のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

1つのカツラを作るのに、○○万!?子供の医療用ウィッグが高い理由

こんにちは!
寒波の影響が福岡にも表れ始めました
雪がちらついたものの、降り積もるまではまだないですが、受験生や、大人は、気が気じゃないですよね…

実は、僕の母も昨年末から、卵巣癌の治療をしています
卵巣癌のステージ3bという、いわゆる末期の一歩手前の状態です

そのため、術前の投薬治療で、脱毛が始まったので、キレイにそり上げ、医療用ウィッグをクリスマスプレゼントにしたのですが…

外出する時は、ニット帽の方が暖かいといって、まだ1回くらいしか使用していません(笑)

さらには、その頭をネタにして、孫たちの笑いをとる始末…(笑)

太陽拳.jpeg
太陽拳〜!
これが、ホントのヘッドライト〜!


とか言って、ツルツルになった頭を光で反射させています(笑)
母とはいえ、「女」であってほしい…<img src="http://blog.seesaa.jp/images_g/1/87.gif" width="20" height="20" />(笑)

西田敏行と、上島竜兵にそっくりな母(!?)なだけに、ネタにできるものは何でもやっちゃうあたり、ガンもあっという間に治りそうです…(笑)

とはいえ、ガン患者を抱える家族でしたら、ご存知かと思いますが、薬の副作用などで脱毛した頭に使うウィッグのことを、医療用ウィッグと言います

これは、量産されているものは大人サイズしかないのが現状です
安いもので25000円くらいから、高いものでは、数十万円するものもあります

この差は何かというと、人の髪の毛で作られたものか、人工的に作られたものかという違いです
人の髪の毛から作られたもので、その髪質が高いものや、毛が長いモノほど高くなります

25000円くらいのものでしたら、人の髪の毛は一切使われていません
アクリルなどの素材で作られているので、ちょっと不自然なほどツヤがあります

しかし、子供用というのは、市販されていません
そのため、子供用の医療用ウィッグとなると、フルオーダーのモノとなります

当然それを販売するとなると、質の高い大人用と同じくらい数十万円くらいはするのです

どうしてそんなに高くなってしまうのかというと、それには昨日の話が関係してきます

1つのウィッグ制作に30人分の髪が必要だとはなしましたが、それを1本1本分別したり、植毛するのは、全て手作業なのです…

さらに、30人分の異なる髪質を1つのウィッグとして完成させるためには、どうしてもトリートメント処理が必要になります

そして、これらの制作は、国内では難しく、海外の工場に依頼しています
なので、そこに、輸送費もかかります

その制作費用だけで最低でも…

10万円

もかかるのが現状です
分別された短い髪の毛は転売され、製作費に活用されるのですが、それだけでは、足りません

そのため、JHDACでは、その制作費用を、寄付金として募っているというわけなのです

JHDACの活動に賛同したいけれども、切る髪が無い…

という方は、寄付金という形でご協力いただくことができます
他の美容室ではわかりませんが、僕は、このヘアドネーションに限っては、そうした方たちも協力していただきやすいように、料金もドネーション制にしています

とはいっても、料金のドネーション制って、日本ではなかなかなじみがないものです
次回は、そんな料金のドネーション制についてご紹介いたします
posted by コウちゃん at 18:16| 福岡 ☁| Comment(0) | 美楽ぜーしょん 妃粋~ひすい~(美容室)のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月13日

1つのウィッグで、最低3人が笑顔に!子供に笑顔が戻るまで

こんにちは!
ヘアドネーションがどういう子供たちに渡るのかということをお伝えしましたが、実際に子供たちの手に渡るまでというのを、今回はお伝えします

これまで、さも僕が制作・提供してるかのように感じられた方がいるかもしれませんが、主体となっている団体があります

JHDAC

というNPO法人です
正式には、Japan Hair Donation And Charity と言います
関西に本部があり、渡辺貴一さんという方が代表をされていらっしゃいます

JHDACもHPや、各種SNSで情報を発信していますので、よりダイレクトな情報を知りたい方は、そちらもご覧ください

HP       https://www.jhdac.org/
ツイッター   https://twitter.com/NPOJHDAC
Facebook    https://www.facebook.com/jhdac
インスタグラム https://www.instagram.com/npojhdac/

で、僕がしていることというのは、このJHDACに賛同した「1つの賛同店の店主」という立場です
何らかの形で、この活動を知り、ご来店いただいた方からご提供頂いた髪や、寄付金をお預かりし、JHDAC本部に送っています

なので、これは、他の臓器ドナーと同じように、提供した方と、受け取った方が知り合うことはありません

髪や、寄付金を頂き、それを大切にJHDACに送ることをしています

その後の流れは、届いた髪は、JHDACが、ウィッグ制作工場に依頼して、ウィッグを制作してもらいます

1つの「毛束」としては、31pありますが、その中には、短い毛も含まれています
それは、髪の量を減らすために、すいたりした毛が含まれるからです
そのため、一束一束丁寧に、髪の長さを分別し、31p以上の毛はドネーションとして、31p未満の髪は、転売などにより、間接的に製作費として役立てられます

そうして、振り分けられるので、ウィッグ1つあたり…

30人分の毛束

が必要とされています

1人のウィッグに30人の髪の毛!?

と驚くかもしれませんね…(笑)

また、30人分の髪を、1つのウィッグにするということは、30人分の髪質が1つになるということです
1人1人髪質は違うので、それを均一にするために、トリートメント処理を行います
その後、製作されたウィッグが、子供たちの下へと届けられます

そうして、笑顔になれるのは、本人だけではありません
子供たちを対象にしているので、当然そこには、ご両親がいらっしゃいます
ですから、1回のドネーションで、最低でも3人を笑顔にすることができるというわけです

とはいえ、31p以上の髪って、なかなか提供できることではありませんよね?
男性にいたっては、なおのこと…

今回は、集中的にヘアドネーションの事をお伝えしていますが、時々こうしたことをお伝えすると、中には…

やってることには賛同できるけど、髪が短いから、協力できない

という方もいらっしゃいます
次回はそうした方でも協力していただける方法をご紹介します
posted by コウちゃん at 11:37| 福岡 ☀| Comment(0) | 美楽ぜーしょん 妃粋~ひすい~(美容室)のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする